サプリメントの影響で脱毛に拍車
サプリメントによって栄養素を単体で接種すると、体は食事からの栄養摂取を怠けてしまいますし、サプリメントの長期間過剰摂取により、内臓に負担がかかってしまいます。
薬害脱毛
薬害脱毛とは、これまでに服用もしくは塗布した薬剤等の成分が、頭皮下に残留して、徐々に毛根・毛母細胞を弱らせるために起こります。薬の塗布箇所には関係なく起こります。また、サプリメントの普及にともない、健康食品等による薬害脱毛も深刻化しています。
頭皮下の老廃物
髪の毛には体内の老廃物を排泄する役割がありますので、体内の不要な成分は血流によって頭皮下に運ばれます。老廃物の量が多くなると髪による排泄が追い付かず、頭皮下に蓄積してゆきます。抜け毛やかゆみ、発疹、白髪、においなどの原因になります。
薬害脱毛は身体からのSOS
私たちは毎日同じメニューを食べると飽きてしまい、違う味、違うメニューを求めます。これは栄養が偏らないように、からだがバランスを取っているからです。からだの栄養バランスは「食欲」によって管理されています。「食べたい」「食べたくない」という欲求は、からだが「必要」「必要ではない」と私たちに教えてくれる大切な信号です。「食欲」を無視して、毎日摂取しているものはありませんか?特に、見た目、におい、味のない錠剤のサプリメント等は、「食欲」とは無関係に簡単に体内に入れ込むことができてしまいます。からだは何がどのように体内に入ったのかを認識することができず、「飲みたくない」という信号を送ることができません。知らず知らずのうちに、過剰摂取になってゆきます。過剰に摂取された諸成分は老廃物となって頭皮下に蓄積し、やがて髪が抜け始めます。過剰摂取による脱毛が起きるときは、蓄積した体内の不要な成分が、からだの許容範囲を超えて溢れている状態といえます。新たにサプリメントなどを入れ続ければ、脱毛はますます進行し、場合によってはからだに様々な弊害が起こります。脱毛が既に始まっているなら、それは過剰摂取を知らせるからだからのSOSかもしれません。