薄毛の原因は 活性酸素にある
薄毛や白髪といった髪の老化現象には、「AGE (終末糖化産物)」という物質が深く関わっています。糖化とは、糖質と結びついたタンパク質が劣化することです。この糖化したタンパク質=AGEからは、悪玉物質が大量に作られるため、老化を引き起こす原因となります。AGEが体に蓄積すると、その部位が著しく老化するのです。例えば、髪にAGEが蓄積すると、十分な栄養が得られなくなり、髪の老化が進みます。加えて、髪の老化を進行させるもう一つの要素が「活性酸素」です。
頭皮の毛根には、毛母細胞があり、元気な髪を生み出すためには、この毛母細胞へ十分な栄養が送られることが絶対に必要です。そのため頭皮の毛細血管の血行は、円滑でなければなりません。この毛母細胞と血行の両方にダメージを与えるのが、活性酸素なのです。頭皮や毛根は、人体の組織の中でも特に老化しやすい組織です。活性酸素によって攻撃されると、頭皮を流れる毛細血管が細くなって、血流が滞りやすくなります。
活性酸素を減らすためには
腸内細菌には、活性酸素を消す強力な抗酸化力があることがわかってきました。腸内細菌の大好物である、海藻類、キノコ類、ダイズ、青魚、玄米などをたっぷりと摂取しましょう。
「生える」食材5種を厳選! 毛根に活! 食べる育毛剤レシピ
古代ギリシアの名医 ヒポクラテスは、「我々は、口にした食べ物でできている」といいました。髪もまた、私たちが食べたものでできています。日々の食事内容が、髪の状態に直接反映するのです。
以下はお勧めレシピ。