戦国時代編
フランシスコ・ザビエル
歴史に登場する人物で「薄毛」イメージの強い人と言えば、頭頂部が輝いているフランシスコ・ザビエルを思い浮かべる人もいるでしょう。ザビエルは16世紀に日本に初めてキリスト教を伝えたイエズス会の宣教師です。でも、実は薄毛ではなかったらしいです。ツルツル頭は、修道士になった人が頭頂部だけ剃髪する儀式によるものだったそうです。でも、アジアの高温多湿の気候の中で、頭皮トラブルがなかったのか、気になるところです。
織田信長
ザビエルが来日した戦国時代、武士たちの間では、おでこから頭頂部を剃り上げる「月代(さかやき)」を作るのがブームでした。当時、武士たちがかぶっていた"かぶと"は重くて、通気性も悪く、少しでも蒸れるのを避けるために生まれた髪型が、月代でした。でも、この月代、薄毛隠しの効果もありそうです。
徳川家康
徳川家康は根気強い「待てる男」だったようです。こういうじっくりタイプの人には、髪が豊かなタイプが多いようです。しかも、健康には人一倍気を使い、薬の調合も自分でしていたと言われています。